奄美大島に行ってきました [旅先にて]
先日、仕事で奄美大島に行ってきました。
あまりお天気は良くなかったんですが…
とっても気に入ってしまいました
沖縄とも違うし、屋久島とも違う。
観光開発され過ぎてない、「手つかず感」が魅力でした。
ちょっとご紹介しますと…
…って、いきなり食い気まんまんですが
ご存じ「鶏飯」
とりめし じゃありません、 けいはん です。
恥ずかしながら不肖ワタクシ、「鶏飯」は以前から知っていたんですが、
鹿児島料理だとばかり思いこんでおりました。
本来は奄美大島の郷土料理だそうです(まあ、鹿児島ではありますが)
ご飯に具材をのせて、アツアツの鶏スープをかけて、
サラサラっとお茶漬け感覚でいただくんですが、
んーーーーーーーー、んまいっ
今の時期ですと、海は入れないので、定番スポットのひとつ、
金作原原生林へ。
原生林の入り口です。
これはナンの木でしょう?
椰子の木みたいなんだけど、これはシダなんですってよ、奥様。
7~8メートルはあるかなぁ、とにかく見上げるほどの大きさ。
こんなシダ見たことないですよね。
ヘゴと呼ばれていますが、幹のように見える部分が根っこだとか。
奄美は湿度が高いので、空気中から水分を吸収できるので、
このようなシダが育つんだそうです。
金作原原生林は、ガイドツアーで行った方が断然面白いと思います。
植物はもちろん、動物やヘビの話など、いろいろ未知の世界を教えてもらえます。
もうひとつ、ワタクシが驚いたのがコレ。
ぶら下がっているペロッとしたモノ…ナンだかわかりますか?
これは 豆 なんですのよ、奥様!(*^_^*)
モダマ(藻玉)という豆の木なんですのよ、奥様!(*^_^*)ノ
ペロッとしたモノは、豆のサヤで、長さ1.5メートルくらいでしょうか。
奄美大島でも、モダマが自生している場所はここしかなくて、
山肌にツルを縦横無尽に這わせたモダマが、
あちこちに、こんな巨大なサヤをぶる下げています。
モダマの北限が奄美大島らしいんですが、
今はもう沖縄でも、あまり見られなくなったそうです。
もともと熱帯の、マングローブ林などの近くに生えるものだとか。
奄美大島が昔、もっともっと暖かかった頃の名残りなんでしょうね。
ジャックと豆の木の、豆はこんな感じか(^^;)
で、中に入っている豆が ↓ コチラ。
ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさ。
黒々としていて、よく見るとハート形。
残念ながら食べられないので、あまりコレといった使い道がないようですが、
私は文鎮になるかもしれないと思って、いくつか購入しました(笑)
触っているだけでも、なんだか愉快な豆です。
今回は仕事だったので(つーか、ほとんどいつも仕事旅ですが)
次回はゆっくりプライベートで回ってみたいと思いました。
何しろこんな南にあるのに、豊かな自然のおかげで、
去年の、あのクソ暑い地獄のような夏でも、
奄美大島では、一日も猛暑日にならなかったそうです。
そして、杉がないので、花粉が飛ばない!
花粉症の人にとって、この時期の奄美大島は天国でしょう。
私は幸い、まだ花粉症は発症していませんが…
冬は南の島でのんびりしたいなぁ~
鶏飯、また食べたいなぁ~
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