東北関東大震災

年中出歩いている仕事なので、各方面からご心配いただきましたが、無事でございます。
このたび被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

仙台はもちろん、石巻や東松島（松島はどうなっているのでしょうか）、岩手県、福島県、
自分が歩いたところ、取材に行った場所、泳いだ海など、思い出がたくさんあります。


それらの場所が想像を絶する、壊滅的なダメージを受けている映像を見るにつけ、
心が痛むと同時に、これはただならぬ大災害だと痛感します。

人命救助はもちろんですが、避難所で不便極まりない生活を
送っている被災者に、一刻も早く物資、衛生的な環境が整ってほしい。


で…


「２００年に一度、あるかないかの災害に備えるなんて意味があるんですか？」
とかなんとか、スーパー堤防をムダだと言い切った某大臣が、節約担当大臣？

そんな名目の大臣がいないと、日本国民は節約もできないのか？
このような資質の人間が大臣になっていること自体、
スーパー堤防よりはるかにムダじゃないかと思うんですが…。

取り急ぎ、この非常時に計画停電も行われない23区内の繁華街でも視察して、
ムダ使いのご指摘でもしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

つくづく日本は災害国だと思います（人災含む）。


海に囲まれ、火山があり、活断層だらけて、地震・津波・台風は当たり前。
こんな国で原子力発電に依存するなんて、そもそも無理なんじゃないか？
オール電化なんて、やる意味あるのか？



…とまあ、そんなことをつらつらと新幹線の中で考えました。



というのも、ワタクシ地震発生時は、東海道新幹線の中におりました。
静岡の掛川の手前あたりで、突然急停車。

「関東地方で大きな地震があったとの情報があり…」とアナウンス。

この時点でフツーの地震ではないと誰もが気づく。
速攻でトイレへ走り（トイレが使えなくなるのが女性には恐怖です）、
自宅及び家族へ携帯やメールで連絡。

水分と食料はあったので、あとは情報収集ですが、とりあえずは携帯。
震源地はわかったんですが、詳細不明。
幸い窓際の席にいた方が、ＰＣ繋いでネットのニュースを教えてくれたので、
仙台空港に津波が来たとか、首都圏の交通はマヒ状態だとか、
とにかくかなりひどい状況らしいということはわかりました。


この後、６時間ほど新幹線の中にカンヅメで、
最後はトイレも使えなくなり（ヤッパリこうなる…）、
ようやく東京駅で放流（笑）されたのは、夜10時。

思い切り帰宅難民です。




その後の話は、また次回アップしましょう…
被災地のことを思えば、難民となっても帰宅できただけありがたいってもんです…



ところで、明日の計画停電はどのくらい実施されるんだろう。


停電は23区内も、公平にやろうよ
日が暮れてからの停電、これはさすがに防犯上からも危険だよ。


さらに通勤・通学の足となっている鉄道を止める前に、
パチンコ、ゲーセン、カラオケ、遊園地、その他の娯楽産業、
巨大ショッピングセンター、公営ギャンブル、風俗産業、
まずそういった不要不急の業種から停電していただけないのでしょうか？


何十万もする高級ファッションを身にまとって、国会議事堂内で
モデルよろしくポーズを決めていた節約大臣さん、そう思いませんか？(*^_^*)