古代出雲を楽しむ宿 [もてなしの宿]
さて、週刊新潮GW特大号(もうすぐ次号が出ます)の「一歩先行く もてなしの宿」は、
島根県の松園さんです。
お宿のHPをご覧いただければわかりますが、こちらの離れのテーマは、ズバリ…
古代出雲ワールド!
いにしえの出雲国の姿を、衣食住すべてにおいて再現して楽しむ離れです。
詳しくは、急いで書店に行って、週刊新潮をお買い求めください…って(^^;)毎度オナジミ
まずは客室。高床式の宮殿をイメージして建設しました。
えっと、これが丸ごと客室です。ここに一日一組が泊まります。
この客室の名前は、健部の郷の宮処(たけるべのさとのみやど)と言います。
広いですよ~!
部屋の中はこんな感じ。8畳二間があって、バス・トイレ、キッチンつき。
バルコニーもあります。
古代出雲にこだわっているので、その頃はまだ存在しなかった畳や障子は使わず、
天然繊維で編んだ床材や、麻布を張ったガラス戸など、
インテリアも工夫…していますが、テレビもエアコンも、もちろんあります。
この「宮処」のほかに、もう一棟、古代離れ「宇夜都弁(うやつべ)」
がありますが、こちらはもう少しコンパクトな高床式になっていて、
寝室はツインベッドです。
基本的に、この2棟で、古代出雲の「住」を演出。
そして、この2棟の間には、自由に入浴できる貸し切り温泉が2つ。
これは本誌には載せられませんでしたが、源泉そのまま掛け流しの、
素晴らしい温泉です。もちろん加水・加熱・循環なし。
写真だとわかりにくいんですが、このお風呂は勾玉の形をしています。
勾玉というのも、古代出雲のこだわりですね。
キャンドルの炎の中、ゆったりとお湯に浸かれます。
そして、「食」でも、古代出雲を再現。
ご主人が長年研究して練り上げた、古代料理のコース「弥生の宴」です。
その頃の食材はなんだったのか…。
赤米、黒米といった、いわゆる古代米のほか、ヒエ、キビ、アワなどの雑穀、
肉類はイノシシやキジ、山里で採れるキノコ類や、宍道湖周辺で獲れる魚介類、
さらに古代の乳製品など、さまざまなお料理が土器を模した器で提供されます。
何しろ、塩まで自家製というこだわりようですから、すべてが一から手作り、
オリジナル度満点で、しかも美味しい。
2棟だからこそできる内容ですね。
ちなみに「衣」としては、「貫頭衣」という古代衣装が用意されます。
衣装といっても面倒なものではなく、上に羽織る簡易な服です。
仕事とはいえ、泊まってみて、本当に面白かった!
古代出雲にも興味がわきました。
いわばテーマパークみたいな感じです。テーマ宿か…。
出雲大社はもちろん、古代出雲歴史博物館、周辺の遺跡など、
見所もたくさんあります。
ご主人の古代料理、また食べたいなぁ…
おひさですぅヽ(*^^*)ノ
毎日(ですよね、たぶんw)の取材、お疲れ様です。
週刊新潮毎号楽しく拝読しています。
さて、
σ(^^)出雲に行ったこと…実はないんですよね。
出雲大社に出雲そばにしじみやスズキなどの美味しい宍道湖に…魅力的なコンテンツ満載なのに我ながら不思議(^^;)
あっ、そうか。それだから…
今の今まで「ご縁」がないのか、納得(。_゜)☆\(^^;)
あと…
ここってトラックバックないんですね…ちょっと残念w
by にゃんこ♂ (2010-06-02 08:28)
>にゃんこ♂さま
めちゃめちゃお久しぶりですぅ(^^)/
お元気ですか…?
にゃんこ♂なら出雲はとても気に入りそうな気がします。
出雲大社はいま修復中ですが、機会があったらぜひ!
トラックバックはヘンなのばっかり貼り付けられるので止めちゃいました。復活させてみましょうか?
by ふりすく (2010-06-04 23:48)
>にゃんこ♂さま(続き)
なんかここのコメント欄は、文字数が多いとはねられてしまうみたいで<(_ _)>
ちなみに今日は奈良&高野山から帰ってきたところです。奈良はご存じ「遷都1300年祭」で、えらいにぎわってました。街中が「せんとくん」だらけで、もう顔も見たくな(。_゜)☆\(^^;)コラコラ
またにゃんこ♂さんのところにも、寄らせていただきますね♪
by ふりすく (2010-06-04 23:52)