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オドロキの猫

猫好き、犬好きに限らず、○○好き・・・いろいろありますが、

特にその対象物が好きでない人から見ると、理解不可能なことってありますよね。


ワタクシは動物好き、特に猫好きなんで、よく友人にも猫の話をします。


とある友人の家へ、よくやって来る野良猫がいるんですが、
話を聞くと、ときどき友人からもらえる残飯を頼りに生きているみたいで、
しかも、よく目が見えないらしい・・・。


友人がいても、全然気づかないこともあれば、
目が合うだけで逃げ出すこともあるそうです。
特に悪さをするわけでもなく、じっと日だまりにいることが多いとか。
もちろん、子供を産むわけでもなく、発情して騒ぐこともないようです。


その猫がオスなのか、メスなのか、若いのか年寄りなのか、
動物にあまり興味を持たない友人には見当がつかない。


「野良猫って基本、栄養不良だから、目が見えなくなってるのかも」
「この寒さじゃ、食べ物がないと死んじゃうかも」


猫は嫌いだ、という友人を、日々少しずつ様子を聞きながら説得して(笑)
「いちばん安いのでいいから、カリカリのエサをやってみない?」


というわけで、友人はあまり気が進まないようでしたが、
たまにエサをやってくれてるみたいでした。



無責任に野良猫にエサを与えるのは良くないと思いますが、
毎日のように姿を見かけているうちに、友人も少しずつ心が動いたようです。



ある日、その猫の話題になったとたん、友人が
「・・・実は、ものすごいショックなことがあって・・・・」と深刻な顔で言うので、
うわ、死んだのかな、車にでもひかれたのかなと思って身を乗り出すと、



「・・・・アレとまったく同じ毛並みの猫が、もう一匹いたんだよ・・・・」



ある日、友人が庭をのぞいたところ、例の猫が2匹いたそうです(笑)



一匹の猫だと思っていたのに、実は2匹???

まるでキツネにつままれたみたいで、ても混乱してしまったようでした。



その猫が友人の家に来るようになってから、多分、もう1年近いかと思うんですが、
2匹同時に現れたことは、1度もなかったとか。


まるで猫に騙されていたみたいで、とてもショックだったそうです・・・・が、
その話を聞いた私は大爆笑[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]


見分けがつかないほど似てるというなら、多分、兄弟猫なんでしょうね。



で、その2匹は仲良くしていたのか?と聞くと、そうでもないらしく、
一匹がテリトリーを主張して、もう一匹はスゴスゴ退散したようです。




実際に入れ替わり立ち替わり、友人の前に現れていたのか、
たまたま兄弟猫がエサにつられて遠くからやって来たのか、
よくわかりませんし、猫に興味のない人間には、
多少の個体差があっても、簡単には見分けられないでしょう。


友人いわく・・・

「古くから付き合っていた人が、いきなり『実は双子だったの』って言って、
まったく同じ顔した人がもう一人、目の前に登場したみたいな気持ち」


だそうです。



いつかその野良猫に会ってみたいな~(笑)


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