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ホテルカンラ京都 [もてなしの宿]

昨日はけっこう揺れましたね…。

東日本が地震・津波・原発という三重苦に囚われて、
そろそろ一ヶ月が経とうとしています。

「週刊新潮」最新号の「一歩先行くもてなしの宿」は、
ホテルカンラ京都 さんです。

「町家」をイメージした、個性的な客室デザインは、
ぜひ本誌でご覧ください。
部屋の調度品も、ほとんどがオリジナルデザインです。

半日無料で電動自転車が借りられたり、
お得なサービスがいろいろあります。

ちなみに私がいちばん好きなのは…
PICT0095.jpg
客室フロアです(笑)

これはエレベーターを降りたところ、なんですが、
格子戸の向こうに行灯がともっているところが客室エントランス。
格子戸が外との境界線になってますが、さらに数歩進むと客室ドア。
そのドアを開けて、ようやく自分の部屋へ入る。

旅館だと、玄関、次の間、本間…みたいな造りになっているところが多いんですが、ホテルでこういう造りになっているのは珍しいですね。「ドア開けて、いきなり部屋」というより落ち着けます。

本誌では載せられませんでしたが、朝食もナイスです。
PICT0080.jpg
京野菜のフレッシュジュースや、おばんざいをアレンジしたプレートなど、
20種類以上の野菜が使われています。
てなわけで、宿泊プランもあろあろありますが、この朝食がいただける「朝食付きプラン」が一押しでございます。

京都はホテル・旅館・その他の宿と激戦区。
宿のスタイルもいろいろ、価格帯も幅広くて、
泊まる方も悩みますね~。

だからこそ、面白い宿が登場してくれると、
取材する側としても嬉しい限りです。



それにしても…

改めて掲載ページを見て思うのは、

「ああ、この取材をしていた頃は、平和だったな…」

ということです。

思えば、この取材のあと、近畿エリアをまわって、
新幹線で帰ってくるときに、3月11日の本震に遭遇したのでした。


外国人の大半が日本から脱出したいま、京都も厳しい状況かもしれませんが、西日本はまだ良い方で、東日本の旅館・ホテルは、どこもかしこも経営的には非常に厳しい状況のようです。それでも、地震の影響がほとんどない宿、観光地もたくさんあります。

縮こまっているだけでは、どんどん停滞してしまうので、三重苦のストレスは重々承知の上で、旅が好きな人は、また旅に出かけよう!と言わせてください。これから夏にかけては、一年の中でも、日本がいちばん美しい季節を迎えます。

寒かった東北にも、もうすぐ春がやってきます。
必ず春がやってくるはずです。


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