被災地応援の回2 [もてなしの宿]
すでに先週号となってしまいましたが、被災地応援の回2は、
福島県は裏磐梯の ホテリ・アアルト さんでした。
五色沼近く、静かな森の中にたたずむ宿です。
なんたって環境がスバラシイ。
アアルトの敷地内にある沼です。
朝夕に、ここを散策するのは気持ち良いですね。
一般の観光客は入れませんから…。
建物を庭サイドから見てみました。
木漏れ日がチラチラと。緑豊かな環境です。
以前は保養所だった建物を全面改装した際に、県内産の杉やヒノキ、桐などを
ふんだんに使ったので、室内はもちろん、外壁も木のぬくもりに満ちています。
周囲の自然環境に、しっくりと調和しますね。
客室は12室+離れ。すべて造りは違います。詳しくはウェブサイトで見られます。
窓からすぐのところに緑があふれていて、野鳥の声も。
無垢材のフロアは足に優しい感触です。
ちなみに「ホテリ」はホテル、「アアルト」は波を意味するフィンランド語。
この地の気候や景色が、北欧を思わせることからつけられました。
館内には、座り心地の良い北欧家具がたくさん置かれていて、
いわゆる観光ホテルとは一線を画しています。
私がいちばん気に入った客室は、本誌で紹介した部屋(#208)です。
すでにご覧いただいたと思うので(笑) しつこく載せませんが、
レイアウトが独特で、同じ客室内にいながら、カップルがそれぞれ好きなように
過ごせる空間になっています。
新設されたレストランはこんな感じです。
窓の外に広がる緑。朝は最高に気持ちいいですよね~!
写真ではわかりにくいかもしれませんが、照明も杉材です。
「曲げわっぱ」の技術を応用していて、杉の繊維越しの、
柔らかい光が建物全体の雰囲気とよく合っていると思いました。
もちろん、源泉掛け流しの温泉もございましてよ、奥様!
雄大な自然に抱かれて、一日は五色沼めぐり、もう一日はひたすら読書。
そんな優雅な休日が似合う、大人の宿ですね。
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